訪問者さま

2009/05/30

mayukaとうさぎ


「うさぎを抱く女性」

私のツボは、このように
”民族衣装をまとった女性の、何気ない生活の一部を壁画風にあらわす”
ところにあります。

26年間生きてきて、こういう絵を極めたいという欲求が出たのは初めてです。
何が私をここまで繰りたたせるのか?
自分でもうまく説明できないけれど、きっとこれが「私」なんだろう。
ずっと追い求めていたものがこれなんだろう。

ちなみにウサギは、私の一番好きな動物。
今も、私の目の前には本物のウサギちゃんがいます。

柔らかくて温かくて。
おばあちゃんだけど、がんばって生きています。

この絵は私と彼女のストーリーです。

でも、南アジアでも、ウサギはニンジンを食べるんだろうか。
描いた後、ふと思いました。

2009/05/28

つづき



こちらも、
「地球の歩き方 ネパール」を参考にしました。

上、インド的なネパール
下、チベット的なネパール
(正確な国籍は分からないので、あえて曖昧な表現にします)

こうやって比較すると

同じ国なのに

顔つきも、衣装も、色使いも、模様も違うんですよね。

文化っておもしろいなぁ。

日本にはアイヌや琉球民族もいるけれど、20数年生きてきて、民族性の違いを感じたことはない。

すぐ隣で自分と違う文化が根付いているっていうのは、どんな感覚なんだろう?

腹立たしいのかな?嬉しいのかな?

いや、きっと複雑だから対立が起こるんだろうな。


「芸術」の観点では、どちらも劣らず美しい。

「みんなちがって みんないい」(金子みすず) という詞も、「芸術」の世界では充分通用するのに、

なぜ、「社会」となると通用しないんだろう。

インドとチベットなネパール



冒頭からなんですが、オリジナルではありません。
「地球の歩き方 ネパール」(ダイヤモンド社)を参考に描きました。
(Web版とリンクしてあります)

上は、聖なる河で祈りを捧げる女性。
ネパールとインドの国境あたりでみられる光景だと思います。

このあたりはネパールと言っても、インドの影響も強く受けていて、民族衣装をはじめ
人びとの顔つきもインドとよく似ているそうです。

私が引きつけられたのは、この女性の衣裳の美しさもありますが、祈りをささげることで内面からにじみ出る美しさも感じたからです。

祈る女性の姿は、何物にも変えがたい美しさがあると思います。


下はネパールに住むチベットの女性。
サリーではなく、チベット特有の衣裳をまとうようです。

サリーのような華やかさはないのかもしれない。
でも、ヒンズーあるいは仏教を意識した模様や色遣いの衣裳は、やはり芸術として私の心をくすぐります。
また顔立ちも、どことなく私たち日本人と似ていて、同じルーツを感じます。
(なのにどうして、日本は曖昧な宗教国になったんだろうか?なんて疑問もあり。)

2009/05/26

buddha






私とbuddhaは不思議な関係だ。

”宗教”として、彼を崇めているのではなく

”アート”として崇めている(気がする)。

南アジアに住む女性たちの民族衣裳と同じように、

彼がもつユニークな色ともようにとても惹かれる。

そして気がつくと、ペンを走らせる自分がいる。

私の中の癒し。

2009/05/24

オリジナル曼荼羅








曼陀羅
本来はヒンズーの教えを含んだ独特な形や、神様でつくられている。

オリジナル曼荼羅は「花や草、自然の柔らかさ」をテーマにした。
当たり前のようで、当たり前ではない「自然への感謝」
私を生かしてくれてありがとう。

おしゃべり



参考:フェアトレード雑誌「people tree」

インドのグジャラート州北西部カッチ地域の女性たちによる手刺繍。

女性の手によって、1ミリ・1ミリ、夢が紡がれていく。


私は、とくに南アジアの民族衣装の柄が大好き。

こういう写真を見つけると「描きたい症候群」に駆られる。

まるで自分が手刺繍の職人になったように、彼女たちと同じように、一線・一線に思いをはせて。

そういつだって被写体と私は一心同体。

夢をつかめ


「Catch your dream」 

かまきりの「鎌」で、どんな小さな夢も・大きな夢もつかみとれ。

この「鎌」は万能。なんだってつかめるんだから!