訪問者さま

2009/06/27

ことば





某ソーシャルネットワーキングサイトで知り合った方に
依頼を受けて描かせて頂いた作品です。

「こういった言葉に合うイラストを描いてほしい」

好い意味での丸投げ依頼でした。


私はイマジネーションを凝らして描くイラストが好きです。
もちろん似顔絵・描写も好きなんですけれど、

こうして何もないところから、ポッと連想して描く絵がけっこう好きで、

けっこう評判がいいです。

この4つの絵も最も気に入っているのは、「今日できることは今日」の蝉くんです。



蝉は幼虫時代が長く、やっと成虫になったと思ったら、その一生が短く・儚い。

だからこそ、ピーピー鳴いて存在をアピールしているよう。

「私はここにいるよ。こうして生きているよ!」って。

そしてその日できるごとを確実にこなしている気がする。



限られた人生であっても、蝉のように本能的に、計画的に生きていきたいものだ。

「今日できることは今日」

そんな意味を込めて描きました。

他のイラストにも、mayukaの想いを動物に例えて描いています。

どうしてこの動物なのか?

連想してみてくださいね。

2009/06/22

涅槃像

こっけいな涅槃像。
2005年の愛知万博開催中、中央アジア共同館(タジキスタン)で見た大型涅槃像は圧巻だった。
今でも忘れられない。

寝てるところが何とも、平和をかんじる。
無防備で、無計画で・・・・

何とも愛おしい。

2009/06/17

刺繍画


刺繍しているように見えるから
「刺繍画」です。

この画風、なかなか好きです。

太い一本線と違って、独特な味が出てると思いませんか?

まず輪郭から描いたのですが、刺繍をしているうちに、何だか優しい気持ちになって

「愛」とか「自然」とか「平和」とか

思いっきり表現したくなっちゃいました。

最初は何気なく兎を描いて、「あっ刺繍みたく描いてみよう」と思って描いたら、

なかなか気持ち好くて、

次は最初から「平和」のシンボルの鳩を描いてみようと思いました。

そして

「平和」と言えば・・・

ユネスコ憲章序文でしょ?

うん。いい感じ♪

インドの風景




現在、ユネスコを通じてインドのカルナタカ州へボランティア活動へ行っている、Yちゃんのブログに掲載されていた写真を参考。

描きたい病に駆られました!

手をつなぐ親子・洗濯をする女性・メヘンディをする女性。
(やっぱり模様フェチだな、わたし・・・)

その何気ない風景が、かけがえのないものだったりします。

Yちゃん、いつもインドの風を運んでくれてありがとう。

2009/06/16

彼女2


「ハーフェズ・ペルシャの詩」に出てくる女優、麻生久美子さんです。
最近は話題の映画に立て続けに出演されていて、日本を代表する女優の一人と言っても過言ではないと思います。

彼女のナチュラルな感じがすき。
お顔もどこかしらエキゾチックで、透明感があって。

彼女はこの映画でほとんどイランの民族衣装をまとっているようですが、

本当に似合う。お顔と肌にぴったり。

なかでも、この赤い衣装は素敵すぎて、しばらく見とれていました。

これは描くっきゃないと、すぐにペンを取りました。


この衣装に綴られた、細かいもようが好きなんです!!
ここに命かけてます(笑)

あ~、惚れぼれする・・・

私もこんなの着たい!!!

まずはこの映画をきちんと観なくちゃ~(汗)

2009/06/15

彼女1



上の女性は
日本人でありながら、単身ネパールに乗り込み、歌手となられたスンダリ・ミカさんです。

不思議なご縁なのだけど、

「こんな絵を描きましたー!」

って彼女ご本人にコンタクトを取ったら・・・(思い切ってこちらからメールしたのです☆)

なんと、一緒にお仕事することになりました。

9/22(火・祝)愛知県名古屋市千種区の、

インド・ネパール料理レストラン「アンナプルナ」にて、

彼女のコンサートを開催します。

その運営をやります。


初めてのことだらけで、正直あたまグルグルだけど

がんばろうっと。

「強く・やさしく・あたたかく」

この絵のミカさんのうように、ね!

2009/06/10

もよう




mayukaの頭の中です。
パッと花が咲くように浮かんだかたちと色を、そのまま素直に表現してみました。
モデルは何もないです。
気の向くままに、思い描くままにペンを走らせました。

たまには、目的のない旅もいいさ。

ミティラーアートもどき






ネパールとインドをまたぐ、ミティラー地方に栄えた
「ミティラーアート」を意識して描いてみた。
描いている紙は、ネパール産の「ロカタ」という手漉き紙。
この紙がいい味出している。
アジア特有のほっこりとした感じがうまい具合に醸し出されている。

アジアの原色が好きだ。
わざとケンカさせるような、色のぶつけ方が好きだ。
この色に、この色ぶつけるわけ?いや、でもいい感じ!
あえてそこを追求することで、新しい世界を作り出している気がする。

だから私は自分の絵に個性を感じている。
胸を張って「かっこいい」と言える。
(自画自賛。ヒヒヒ。)

いつか本場のミティラーアートが見たい。

2009/06/05

ヒマラヤ

「地球の歩き方 ネパール」を参考。

知り合いから、「ネパール料理レストランに飾りたいから描いてほしい」と言われてさっそく描いた一作。

赤色の画用紙に描いたから、ひとつひとつの色がしっかり生きていて、躍動感を感じるものになった。
特にバックのヒマラヤ山脈は、存在の強さを物語っている。こうして代々この国を見守ってきたのだなと思わせてくれる。

またクレヨンを使うことで、メルヘンチックになり、郷愁を思わせるものにもなった。
だから受け入れられやすいはず。

この絵を見て、いい意味でも・悪い意味でも素朴で純粋なこの国を感じてほしい。
カレーやナンを片手にね。

2009/06/04

共通点




mayuka個人の意見。

民族衣装サリーをまとう女性と、聖母マリアは同じだと思う。
例えそれが別々の宗教でくくられるとしても、人間としては何ら違いはない。


宗教は違いを表わすものではない。
むしろ人びとの心の中に留めておくもので、それを相手に強調したりするものではないと私は思う。
私はあくまで心の支えであってほしくて、イエスを受け入れた。


不思議なことに、
布一枚のサリーをまとう南アジアの女性が、慈しみ深い聖母マリアに見える。
模様ひとつひとつに強い生命力と愛情を感じる。

だから私は、最もそれを表わしやすい「母と子」を描きたくなる。

無性に。

2009/06/01

Mayukaとカメ

「仏陀カメ」

いつだって、慎みながら謙虚に歩きたい
「雨ニモ負ケズ」の詩にあるように、
「褒められもせず、苦にもされず。」

褒められると 傲慢になり
苦にされると 消えたくなり

だからこそカメのように
どんな時も、のそのそと自分のペースで歩きたい

平穏を保ち、見ているものを幸せにする亀は
仏陀のようだ


きっといつかウサギも追い越せる